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アニメ作品の劇伴レコーディング

昨年からアニメ、ライブコンサートが延期や中止になり、コロナで思うように物事が進まない状況の中ですが、アニメのアフレコでは、少人数で収録したり、楽器やボーカルのレコーディングではリモートでのディレクションや定期的に換気などの対策をして制作を進めています。

今年頭に入り、以前関わっていたアニメ作品の新規劇伴の依頼がありまして、ゴールデンウィークも終了したこの日は、弊社作家が音楽を担当するアニメ作品の劇伴レコーディングがありましたので、その1日のスケジュールをご紹介します。

レコーディングまでの流れ

数ヶ月前にアニメの音響監督、音楽周りを担当しているディレクター、作家と打ち合わせしまて、今回はどんな曲調が良いのか?どのくらいの尺(BGMの長さ)、曲数が必要か?予算、納期なども含め話し合い、全体のスケジュール、内容を共有します。

今回はメインテーマになるBGMをアニメのPVや、プロモーションで使用したいとのことで先に仕上げ、約30曲ほどのデモ音源を1ヶ月〜1ヶ月半の間で制作していきます。

レコーディング当日の流れ

アニメの音響監督、ディレクターの確認OKが取れたら、曲調や予算に応じて打ち込みで作っていたものを差し替えていきます。作品によっては大編成で色々な楽器をまとめてレコーディングすることもありますが、この日はストリングスとギター、フルートとレコーディングする楽器が少ないので、別々で収録していきます。

  • 12時 スタジオ入り、データ準備、マイクセッティング
  • 13時〜15時 ストリングス(カルテット)
  • 15時〜16時 バイオリンソロ、チェロソロ
  • 16時〜18時 アコースティックギター
  • 18時〜19時 フルート
  • 19時〜20時 データ整理、コピーして終了
ストリングス(カルテット)RECのマイクセティング

ミックス作業

後日、生楽曲が入ったことによる打ち込みの微調整や、アレンジのブラッシュアップを経て、エンジニアのミックス作業に入ります。最終的に作家、ディレクターにエンジニアがミックスした音源を確認、調整し、完成した音源を納品します。映画作品などはCDなどに収録される2chの音源とともに5.1chサラウンドミックスで納品したり、アニメの使用用途によってはステム(楽器を適度に分ける)で納品することもあります。

昨年はアニメも放送延期がたくさんあり、現在も中々スケジュール通りにいかない状況もありますが、アニメや音楽で少しでも元気になっていただけるよう、作家、スタッフ共々頑張っております!

スタジオ、エンジニア、スタジオミュージシャンの手配や予算に合わせた制作のご相談も可能ですので、アニメ、ドラマ、映画など、劇伴制作でお悩み、クリエイターお探しの際はお問い合わせフォームまでご連絡ください!