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弊社がサウンドプロデュース・音楽制作コーディネイトを担当 ~ ゲーム「DAIROKU:AYAKASHIMORI」OP&ED曲

家での過ごす日々が多く、自炊の腕が上がって行く今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。早く何も気にせずに人に会える日が来る事を願うばかりです。

今回は皆様に素敵な楽曲を2曲ご紹介したいと思います。

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2020年4月1日に配信リリースが開始されました、豊永利行の楽曲『妖言(およずれごと)』と『サクラノタヨリ』の2曲が、5月28日に発売予定のNintendo Switch/Nintendo Switch Lite「DAIROKU:AYAKASHIMORI」のオープニングテーマとエンディングテーマに採用されています。

こちら2曲のサウンドプロデュース・音楽制作コーディネイトを弊社が担当し、所属クリエイターの菊谷知樹河合英嗣が、編曲&Guitarをそれぞれ担当いたしました!!

妖言Credit

サクラノタヨリCredit

2曲の編曲を担当した菊谷知樹と河合英嗣に、それぞれインタビューしてみました。あえて二人に同じ質問を投げかてみました。それぞれのアプローチの違いも分かるかと思います。

まずは「妖言」を編曲しました菊谷知樹による楽曲解説です!

「妖言」の楽曲解説

Q.編曲する時に心掛けた事、苦労した事

【筆者】豊永さん楽曲の中でも人気のネタ曲「マジカル☆だでぃ?」と同じアレンジャーがアレンジしていると驚きの声も多かった「妖言」、編曲する時に心掛けた事や苦労した事ありますか?

【菊谷】和ロックはついつい和楽器を入れすぎちゃう事が多いんですが、豊永さんのクールな歌声を邪魔しないように、和楽器の入れる分量はかなり意識しました。
その分、ギター・ストリングス・ピアノのフレージング、響きで和を感じれるように工夫しました。コードは三度の音をあえて抜く事で、緊張感のある響きになっていると思います。

【筆者】和楽器の音色の選び方、打ち込み方で、菊谷さんはどんな事を意識して打ち込んでいますか?

【菊谷】まず自分が気にっている音色を使うのは大前提ですが、一つの音色だと物足りない感じがする時は、別の音色を重ねてレイヤーして使っています。
三味線はオンタイムでそのまま打ち込んでしまったら、本物っぽく鳴らないので、リズムが変にならない程度にタイミングをずらして打ち込んだり、オーディオにして波形でずらしたりしています。
ストリングスを打ち込む時も同じような事もしています。

Q.使用ギター

【筆者】こちらの楽曲で使用したギターはどんな物でしょうか?

【菊谷】バッキングはギブソンのレスポールで、テーマやソロは61年のテレキャスターを使っています。

【筆者】どのような使い分けなんでしょうか?

【菊谷】僕の持っているレスポールは、中音域が良く出るイメージなので、バッキングで支えて、長年愛用しているテレキャスターは上から下まで全帯域満遍なく出るイメージなので、僕がアレンジする楽曲のリフ関係はかなりこの楽器を使って演奏しています。ソロはワウを踏んでます。もしこの楽器が無くなると本当に困りますし、棺桶に一緒に入れたい大切な一本です!!

Q.編曲アレンジ作業する時の流れ

【筆者】楽曲をもらって編曲作業をする時の流れ、ルーティンなどありますか?

【菊谷】もらったメロディに対して、頭の中で骨組みのコードを先にざっくり決めて、パソコンで打ち込む前にコード譜面を書いちゃいます。そして打ち込みをし始めて、途中で部分的にコードを変えて行く事が多いです。
楽器を一つずつ打ち込んで行く時、各楽器のフレーズがメロディアスになり過ぎて邪魔しあってアレンジが破綻してしまう事が良くあるので、先にある程度のハーモニーや構成を決めてしまう事で、戻って来れると言いますか、アレンジの指針になるんだと思います。

続きまして「サクラノタヨリ」を編曲しました、河合英嗣の楽曲解説です!

「サクラノタヨリ」の楽曲解説

Q.編曲する時に心掛けた事、苦労した事

【筆者】ファンの方々やスタッフからも大好評の「サクラノタヨリ」ですが、編曲する時に心掛けた事や苦労した事ありますか?

【河合】世界感でしたね。。

【筆者】和楽器の音色の選び方って難しいと思うんですが、和ロック経験豊富な河合さんは、どんな事を意識して打ち込んでいますか?

【河合】実は割と持っている音色そのまま打ち込んでます(笑)
もちろんチープな音色は避けたり、曲によってEQなど処理はします。琴だと親指や中指を使って弾いている設定の音色、実際演奏していても自然な音色選びを心掛けています。

【筆者】河合さんの編曲されている楽曲の、メインの楽器もそうですが、後ろで薄っすら鳴っているループ系なども繊細でカッコいいです。こちらのこだわりはありますか?

【河合】あまり曲の邪魔になりすぎない事でしょうか。打ち込み系が流行った90年代の曲のグルーヴ感は、結構バラバラでそれが90年代っぽさでもあるんですが、最近の楽曲でループ系の音色を入れる時は、キックなど楽曲のノリを作っている楽器に合わせると、カッコよく聞こえるんだと思います。

Q.使用ギター

【筆者】こちらの楽曲で使用したギターはどんな物でしょうか?

【河合】基本バッキングは7弦ギターで、他のアルペジオだとかはギブソンのレスポールカスタムだったと思います。

【筆者】あの骨太なバッキングギターは7弦だったんですね!歌の最後の「君という〜」の後ろで鳴っているギターリフが大好きなんですが、その楽器はどちらですか?

【河合】それもギブソンのレスポールカスタムです!

Q.歌録り時の思い出

【筆者】歌録りに立ち会って頂いたんですが、その時の思い出などありますか?

【河合】コーラスワークのアイデアをその場で豊永さんと出し合ったのが楽しかったです。実際には採用にならなかったトラックもたくさんあって、一瞬の思い付きを最後まで悩んだりした記憶があります。

Q.編曲アレンジ作業する時の流れ

【筆者】楽曲をもらって編曲作業をする時の流れ、ルーティンなどありますか?

【河合】いつもは打ち込みものを先に構築してからギターなことが多いんですが、今回はギター、ベース、ドラムのスリーピースで成立させるような曲だったので先にどんどんギターを録っていきました。

【筆者】最近だとEDMなどギターレスの楽曲もあると思いますが、そういったジャンルの場合はいかがですか?

【河合】その場合はメロとガイドコードを入れて、リズムだったり、シンセのリフなどを構成をしていき全体像を作って行きます。ガイドコードはあくまでコード感を確認する為の物で、最終的にはミュートされます。

このようにギタリストのアレンジャーでも編曲のアプローチの違いがあってそれも面白いポイントだったと思います。

今回の豊永利行さんの楽曲のようにサウンドプロデュース・ボーカルディレクションなど全てお任せ頂く事も可能です。最近増えているスタジオライブ・生配信のミュージシャンの手配などもご相談頂ければ幸いです。

ご依頼の際は、お問い合わせフォームよりご連絡ください!