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永井正道・菊谷知樹が作曲・アレンジ等で参加~TVアニメ「この音とまれ!」OP曲

IHIステージアラウンド東京で2020年1月13日に千秋楽を迎えたブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』日本キャスト版Season1に主役のトニー役で出演されていた蒼井翔太さん。

蒼井翔太さんの最新シングル『Harmony』。この曲はTVアニメ「この音とまれ!」の第2クールオープニングになっております。こちらの曲に、弊社所属クリエイターが参加、そしてこちらの楽曲のコーディネイトを、弊社が担当させて頂きました!!

https://www.youtube.com/watch?v=MfLuiKQRjYE&feature=youtu.be

蒼井翔太 / Harmony

Credit

永井正道による楽曲解説

楽曲制作について作詞・作曲・編曲・Bassを担当した、永井正道本人にインタビューしてみました。

Q.作曲した時に心掛けた事は?

この楽曲は歌唱者が蒼井翔太さんと言う事もあって、特に楽曲のキーを意識して作成しました。蒼井さんは普通の男性の方よりも音域が広いので、どの辺りが蒼井さんの歌がおいしい音域なのか、どの音までが許容音域なのか、みたいな事はかなり考えて作りました。

後はアニメのオープニングテーマになるで、メロディーのキャッチーさや勢いは絶対条件として意識し、作成しました。求められている疾走感、爽やかさと自分の得意とするエモーショナルさが上手くマッチした良い作品になったかなと思います。

Q.歌詞に込めた思いは?

アニメのタイアップという事もあり、歌詞を作る際に資料として頂いた「この音とまれ!」を読んでから歌詞を書きました。最初は1~2巻くらい読めば物語の大筋を把握出来て作詞出来るかなと思っていたのですが…。

ところが一度読み始めると、どんどんのめり込んでしまい読む手は止まらず、挙句には数巻毎に泣く始末(笑)。とにかく作品自体が素晴らしく、僕自身が「この音とまれ!」のファンになってしまいました。

なのでよりキャラクター達の気持ちや、想いを乗せてこの曲を届けられたらいいなと思い作詞をさせて頂きました。

学生時代の永遠だと思っていた日常がいつかは終わりがくると気づいた時の葛藤や、それ以上に積み上げてきた日々の大切さや、初めて音出し合った時のエネルギーの爆発など、音楽だけでなく生活や経験全てが僕らの”Harmony”なんだと言うことを、良い感じで表現出来たかなと思います!

二番の歌詞では蒼井さんの演じる「神崎 澪」の思いも込められているのでそこにも注目して頂ければと思います。

Q.レコーディング時の思い出は?

キーの事もあって普通の男性ではなかなか難しい音域まで使っていたのですが、蒼井さんは本当に見事で、最初のテイクから曲を自分のものにしていて、楽曲を完璧な方向へと導いて下さいました。

その後のファンクラブイベントで生歌を拝見させて頂いたのですが、とてもエモーショナルで魂で歌っている感じをヒシヒシと感じ、蒼井さん本人もこの曲は気取らずありのままで歌う事が良いと方向性も見いだして下さいました。

楽曲一つ一つを大切にしてそれに合った歌い方をする蒼井さんが本当に素敵に感じました。あと、レコーディングの思い出とは違うのですが、Harmonyの思い出は自分的に沢山あリります。

MV撮影にも参加させて頂いて、さらにテレビ番組の演奏にも参加させて頂きました!自分の曲でここまでの体験を出来るなんて、本当に幸せな事だな思いました。

Q.楽曲のメロディはどういう状況の時に思い付きますか?

基本的には、脳を作曲モードにしてからリファレンス楽曲やアーティストの歌声などを聞いてからイメージを膨らませます。そのアーティストになりきって妄想しながらメロディーを歌ってみたりもします(笑)。

最近はだいぶ作曲する事が日常的に身についてきたので、普段の生活の中でもメロディーが出てくる事もあります。お風呂の中でシャワーを浴びてる時や天気の良い日に歩いてる時など、どんな瞬間でも常に音楽アンテナを張り巡らして生活が出来てるのかなと思っていて嬉しかったりします(笑)。
これからもいい曲を作れるように日々邁進して行ければと思っております!

TVアニメ主題歌の楽曲制作だけでなく、様々アーティストの楽曲制作・コーディネイトのお仕事、そして舞台のBGM制作のご依頼もお待ちしております。

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